「広告は何回見せれば購入につながるのか」「出しすぎて無駄になっていないか」。DSPを運用していると、必ず出てくる疑問です。この答えは、AMC(Amazon Marketing Cloud)のフリークエンシー分析で数字として確認できます。 この記事では、Amazon DSP フリークエンシーで悩んだときにどの数値を見れば答えが出るのかを、実際の分析画面とあわせて解説します。
PROBLEMこんな悩みはありませんか?
- 何回表示すれば購入につながるのか、根拠がない
- 同じ人に広告を出しすぎていないか不安
- フリークエンシーキャップ(表示回数の上限)を、なんとなく決めている
- 認知のための配信と、購入を後押しする配信の境目が分からない
表示回数を「勘」で決めているなら、届け足りない人と、出しすぎている人が同時に生まれています。
WHYなぜ「何回で売れるか」は通常のレポートで分からないのか
通常の広告レポートで分かるのは「全体で何回表示されたか」までです。「1人あたり何回見た人が、どれくらい買ったか」は、広告接触と購買データを紐づけるAMCを使わないと見えません。
J-wireの運用では、接触回数でユーザーをグループに分け、グループごとの購入率を比べて役割を決めます。たとえば、未接触の層は動画で認知、A(1〜3回)はCTR改善と頻度アップ、B(4〜7回)は人数を増やしながらROASを重視、C(8回以上)は購入者・定期購入者への表示とROASのバランスを取る、という設計です。
SOLUTION解決のカギは「この数値」を見ること
判断に必要なのは、次の4つの数値です。まずはこの4つを、同じ期間・同じ条件で並べて見てください。
各接触回数の帯に何人いるか。配信が偏っていないかを見ます。
それぞれの帯で何件の購入が生まれたかを確認します。
接触回数ごとの「買われやすさ」。伸びが止まる回数が、上限の目安です。
セール期など、時期によって最適な回数は変わります。
SCREEN画面例:Amzsol「フリークエンシー分析」
J-wireでは、自社開発の分析ダッシュボード「J-Wire Tech(Amzsol)」でこれらの数値を毎日見える化しています。下はデモアカウントの画面例です。

HOW TO確認手順
「DSPレポート」→「フリークエンシー分析」を開き、月次・週次と期間を選びます。
グラフ上のグループ定義を確認します。デモではAが1〜3回、Bが4〜7回、Cが8回以上です。設定により範囲は変わります。
グループ間でユーザー数・購入数・購入率を比較します。推移グラフと、開ける場合は詳細表も確認します。
接触回数と結果の関係を把握するために使います。高接触のグループには既存購入者が含まれることもあり、グループ差だけで広告の因果効果は判断できません。
NEXT ACTION数値の読み方と次の打ち手
数値は見るだけでは成果になりません。状態ごとに「何が起きているか」と「次に何を変えるか」をセットで決めます。
| 数値の状態 | 何が起きているか | 次の打ち手 |
|---|---|---|
| 1〜3回の購入率が低く、4〜7回で伸びる | 接触が足りていない | 頻度を上げ、4回以上届く配信設計にする |
| 8回以上でも購入率が伸びない | 出しすぎている | 上限を設定し、浮いた予算を新規層へ回す |
| 未接触・低接触の層が多い | リーチが足りない | 動画などで認知層への配信を広げる |
| 高接触の層に既存購入者が多い | 購入済みへの過剰配信 | 購入者を除外するか、リピート訴求に切り替える |
SUMMARYまとめ
最適な表示回数は商品ごとに違います。だからこそ、AMCのフリークエンシー分析で「何回目から購入率が伸び、何回目で頭打ちになるか」を自社のデータで確かめることが、無駄のないDSP運用への第一歩です。
とはいえ、数値を正しく読み、毎月の打ち手に落とし込むには経験と仕組みが必要です。J-wireのAmazon DSP × AMC運用では、この数値の見える化から次の打ち手の実行まで、一貫して支援しています。
この数値、自社のデータで
見てみませんか?
2015年から300社以上のAmazon運用を支援。自社開発の分析基盤で、DSP・AMCの数値を見える化し、伸ばす場所を見つけます。
AMC分析
配信面
クリエイティブ